英会話を楽しみながら学ぶ
対策の第一歩は、もちろん音声ボキャブラリーを増やすことに尽きます。
完全語曇果単位を増やさないことには、いくら覚えた単語(不完全語彙単位)の数を誇ったところで実戦では役に立たないのです。
「そんなに簡単にいわれても……」という沈んだ声が聞こえてくるようです。
では、いったい、どのような方法で完全語萱単位を増やしていったらいいのでしょうか。
まず、例で説明したように、自分自身がある単語の正しい発音を知らなければ、その音声が耳から入ってきても、ちゃんと認識することはできません。
すなわち、既知の単語として認識されません。
もっと平易な表現をすれば、「発音できない単語は聞こえない」のです。
「よく聞いていないから発音できない」ともいえるわけで、例の「ニワトリが先か、タマゴが先か」の永遠の命題にも似ているところがあります。
いずれにせよ、この悪循環を早く断ち切らなければなしたがって、TとLの二つの部分が欠落している不完全語彙単位だったものが語彙を増やすことに専念するだけで、従来の不完全語彙単位(既存資源)を完全語彙単位として活用することができるのです。
これは廃物同然だった既存資源の有効利用です。
今はやりの地球にやさしいリサイクル活動の理念にもかなっています。
おやつ?またまた皆さんの声が聞こえてきます。
「どうやって語彙を増やすんだろう……」残念ながら、こればかりは魔法は使えません。
一つ一つの単語の正しい発音を知って覚えていくという地道な努力をするしか手がありません。
個″の単語に関して、その「文字スペル」を覚えるだけではなく、今まで無視してきた「音声スペル」(発音記号)をしっかり身につける以外に方法はないのです。
ただし、苦しい語彙増強の努力はだれも回避できないものの、臨界点の存在を知って挫折を回避する知恵がここにはありました。
同じように、これから先も不完全語彙を増やす知恵はあります。
ただし、あくまでも知恵であって、決して魔法ではありません。
ですから、あなたが汗を流さなければならない努力の量を軽減してくれるものではありません。
さて、音素とは何か。
てっきり私の造語だと思っていましたが、念のために辞書を引いてみたら、ちゃんと収録されている立派な日本語でした。
その意味は、読んで字のごとく、言語が発声されるときの「音の素」です。
音素は、いわば音声のレゾリューション(解像度)ともいえるでしょう。
日本語の音声の音素が有限であることは、だれにもすぐ実感できると思います。
英会話で英語をマスターしよう。
